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大地の実験と就職

 投稿者:みかりん  投稿日:2011年10月22日(土)18時05分30秒
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  しばらく書き込まないうちに色々な事がありました。
だからmiyakoさんの方にも、色々変化が起きていることでしょう。


大地が葱に出戻ってきて3ヶ月。就職が決まりました!
なかなかドラマチックな展開です。
まずはそれ以前の事から説明しますね。


大地が110kgまで増量し、現在71kg。やっと本来の顔つきになりました。
よかったよかった。
こっちに帰ってきた時は75~76kgだったんです。
だからこっちに来てからも痩せ続けているんです。
1年で40kg減量って、これは本を書けるレベルでしょう。

まず、大地はスッカラカンで帰ってきました。
着の身着のまま。ノートパソだけを持って。現金も何もないスカンピンです。
しかもたぶん心は大きく傷ついています。
それだけじゃなく、少しゆがんでいます。

私はこのゆがみをなんとかしなきゃと思いました。

大地は、「究極のワザ」を身につけていました。
そして世界を呪っていました。
だからその「究極のワザ」を使いたがりました。
これは、日本の法律では裁くことができないやり方で大金を得てしまえる方法でした。
いや、それはナイでしょう。人として。

それも困ったことに数百万単位ではないんです。数百万なんて少額はできないんです。
億単位になってしまうんです。そんなにいらないし。

ここ、ターニングポイントだなと思いました。
こんな方法を心のよりどころにしているようじゃダメだ。
なんとかこの方法を使わずに生きていかせなければ。

こんな方法でお金を得ても幸せにはなれないし、ろくな死に方をしないでしょう。
でも頭ごなしに否定したり説教しても、大地の心は傷ついているので、私の言葉は届かないでしょう。

とても社会に出せるようなもんじゃありません。
モラルが壊れています。

もともと力のある子なんで、この力を良い方に社会に使わないとなりません。
このままだと危険です。

大地のつまづきのそもそもは熊五郎を呪っている所から始まっているのに気づいていたんで、私は大地にとってどんな事があっても圧倒的で無条件で最大の味方であるというスタンスを貫きました。

あんなに明るく楽しくおおらかだったのに、こんなにしてしまった熊五郎。
大地をここまで追い込んだこの一点だけでも絶対に許せん。

私は大地に普段は、ほとんどはたわいない話をしながら、ごくたまに核心的な話をほんのちょぴりしていきました。

あの究極ワザ。
最初使う気満々だったんです。
まずそれはすぐにでも止めさせなければ。
ここはちょっと抵抗しましたね。
でも、そんなに言うのならっていうんで自分自身で使う事はしないと約束してくれました。
そこで安心していたら、「自分では使わないけれど、やり方をネットでばらまく。情報商材として売る」と言い出しました。

まぁ、ここは頭ごなしに反対はしませんでした。
そうだね、30万くらいが良いかなとか、まぁ、話を合わせて盛り上がったりしていました。

その間も、痩せるためのメソッドは続いていきました。
夕ご飯後、早歩きで2時間半~3時間歩き通すって事です。
暇人ダイエットです。
食事はすべて私の作る粗食。外食、間食ナシ。飲み物は麦茶。
食事あとの皿洗いは必ずすること。

少しずつ痩せ続け、世界を呪う事もだんだんなくなっていきました。

ある時、「そうそう、あの究極ワザ…」って私が話しを振ると
「何言ってるの?悪いことは悪いんだよ」とたしなめられてしまいました。(笑)
もう大丈夫だな。と思った瞬間でした。

あとは本人の自信の回復待ちです。

大地の能力や力を世の中のために使う。
ここなんだよなぁ。

大学の学部は応用化学科という所だったんで、今回の原発事故の怖さは常々説いていました。
で、是非やってみたいと言い出したのが、汚染された土壌を浄化する方法です。
それでなんとか福島の土が手に入らないか?と言い出したんで、ネットの知り合いに福島の土を送ってもらうことに成功。(お礼はガラナ1ケース(笑))

話が専門的で私はついて行けないので、これもネットで調達。
大地と同い年の蛋白質研究者と、ちょっと前にネットで知り合ったので、その人と大地をこの件に関してチャットで話をさせる事に成功。

理系同士で話があったらしく、その夜は夜中まで何時間もチャットしていたようです。

ネットで何でも調達できる私は自分自身に驚いたのでした。(笑)

今はガイガーカウンターを1万円以下でヤフオクで落とそうとしています。
色々実験しています。
何が悲しくて、安全な北海道にいて福島の土を自宅敷地内に置いて実験しなきゃならないのか。(笑)
しかもいろんな事をして土の入ったペットボトルは、パンパンにふくらんでるし。(笑)
そうして実験の副産物でできた乳酸菌を豆乳に混ぜて、毎日豆乳ヨーグルトを食べてにこにこしてるし。

このヨーグルト、ものすごく体に良い感じがします。
ただ、ちょっとピリピリ感がありますけど。

実験前の福島の土、大分にある検査センターで分析して貰いました。
これ、なかなかの数値でしたよ。
しかもこの土は農家の土です。
そして福島では安全と言われている地域で、他の福島の地域の目標と言われている所の土です。

まぁ、そんな毎日を送っていたのです。

で、つい先日、「ちょっと履歴書を送ってみた所がある」と言い出しました。
そこはもう募集を締め切っていたのだけれど、電話してみたら「履歴書を送って」と言われたので送ったということでした。

数日放っておかれて「やっぱりダメだったか」と思っていた所に、「面接に来て」と言われて面接に行き、そうして就職が決まりました。
来週の月曜日から出勤です。

会社は、土や水や空気を分析する会社です。創業40年の役所相手の会社です。
白衣を着てする仕事のようです。
大地は、環境計量士という資格を持っていたんです。
この資格は国家資格で合格率が1割程度の難しい資格だそうです。
大学の化学の知識と、法律と確率計算などの知識を求められる資格だそうです。

募集した会社も、条件に合う人材がいなかったみたいで大地の問い合わせ電話は都合が良かったようです。

大地の持っていた環境計量士の資格は、実務経験2年で完成です。
だから会社としても2年は辞められる心配はないし、2年経ったら独立も可能です。

で、ここがドラマチックだなと思う所なんですけれど、
何故大地がこんな資格を持っているかというと、大地と熊五郎がコンビを組んで倒産コンサルタントをしていた時、熊五郎が執拗に「環境計量士の資格を取れ」と勧めてたからなんです。

何故、こんな事をヤツは言ったのかと大地に聞いてみると、当時、熊五郎の親しくしていた人に産廃業者がいて、仲間内に環境計量士がいるとハンコひとつで2割も3割も多く請求できる道があると考えたからとのこと。

今から8年くらい前の事です。
アスベストなんかが問題になり始めた頃で、土壌汚染やらなにらがあって浄化しなきゃなりませんねとかなんとか。

この頃、倒産コンサルはかなり儲かっていたらしいです。
世の中がここまで不景気になる前です。

大地は、環境計量士の資格が就職に繋がったと考えています。
熊五郎に壊された人生が熊五郎によって助かったっていう事実に、誰よりも大地が呆然としています。

そして311。世の中はこんなになってしまいました。
放射能汚染の計量は、法整備が整っていないのでまだ正式にはどの部署が管轄になるか未定です。
環境計量士はそこに近い所にいます。

父親を「死ねばいいのに」と呪う事もなくなりました。どうかすると感謝しかねません。(笑)


高校卒業後、大学進学のため18歳で葱を出て出戻ってきた大地、30歳になったばかり。
私は、大地に関して最後の子育てが終わったって感じです。

来週から出勤なんだけど、出戻ってちょうど3ヶ月なんです。
体が入れ変わるって3ヶ月って聞いたことがあるんだけど、中国が抜けてこれで札幌産になったって感じかな。

何にしてもほっとしています。
 
 
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